この講座は「話し方講座基本のき」、と銘打っていますが、本当は「社会生活基本のき」、ひいては「クオリティ・オブ・ライフ基本のき」でした。
今回は、入社14年目となり序々により大きな場で発言する場面や、部下・後輩に指導をする場が増えてくるので、一度コミュニケーションの基本に立ち返って足元から学び直したい、という動機で参加しました。私は会社の人事という職業柄、大勢の前で話すことにも多少慣れているつもりですし、このようなコミュニケーション研修も幾度となく主催者・受講者いずれの立場でも立会っています。だから、当日配布された5ページのテキストの内容も、パラパラとめくった段階では、私にとっては見慣れた概念(ジョハリの窓、メラビアンの法則、ラポール、、、)が多く、メニューとしては月並みという印象を持ったのが正直な所でした。
しかし、1ページ目の一番下に書いてある次の一文を観て、「得たり」と思いました。
重要なのはあなたが何を言ったかではなく何が伝わったか。
文にすると単純に見えますが、考えれば考える程深い内容です。どんなに重要な理論や戦略・提案を伝えようと時間をかけて資料を作っても、その内容よりも「この人疲れてるな」とか「楽しそうじゃないな」といった全くあさってのイメージが伝わるということはあります。しかも、プレゼンなど限られた場面でなく、あらゆるコミュニケーションにおいて、自分が全く意図していないことが垂れ流され、強烈に伝わっているい可能性がある、ということです。他の参加者の皆さんとの演習を通じて、このことの一端を感じさせてもらえたことが、今回の最大の学びであり、同時に大きなショックでした。この講座は、私の想像以上に大きいものを相手にしていました。
「基本のき」は基本といっても、そう簡単に身につく基本ではないな、というのが私の感想です。実際、今までお会いしたコミュニケーション講座の講師のすべてが、この基本を体現できているとは思いません。それだけに、「誰に」学ぶか、が決定的に重要です。鈴木さんは、今日の4時間を通じて、あらゆる場面で「言ったこと=伝わったこと」を深いレベルで理解し実演されていたと感じました。私自信のレベルが未熟なので本当のところはわかりませんが、少なくとも、素人にそう感じさせてもらえる講座はそう多くはないと思います。
製造業人事部 細見 博厚
「軽い気持ちで参加してみたら・・」
プレゼンなんて自分には無縁と思いつつも、軽い気持ちで参加してみました。
「きっかけさえつかめれば私にもできるかも!」
昨日は楽しく充実した時間をありがとうございました。
「自信につながりました」
もともとは、人前で話す仕事をしていた私ですが、ひとを惹きつけるとか、興味を持ってもらうとか、聞き手がどうかとか、あんまり気にしていなかったな。
そして、いずれ人前に立つであろう私には必要な内容だなと思ったのが参加動機です。
講師の安子さん。「安心安全の安子です」とおっしゃっていましたが、本当にその通りの安心できるコーチです。話していると、勇気をもらえ嬉しくなります。
そして、太陽のように温かく安心できるコーチです。
受講生のカラーや課題に合わせて、提案を投げかける手法で、その分、学びが自然と増えます。レクチャーと併行して、ワークやゲームが盛り込まれ、「ほほ~」と驚く発見がたくさんあります。
たくさんの学びと気づきがありましたが、私が一番響いたのは、「ラポール」ということ。ラポールとは、フランス語で「橋を架ける」という意味。
今までは、自分が話すことばかり考えていましたが、聞いてくれる場があって、空気があって、聞いてくれる人がいて成り立つということ。
目の前の人を感じ、場を感じ、自分が安心したら、聞いてくれる人も安心すると知りました。自分と相手とに心の橋をかけること、つまり心が通い合って、はじめて伝わるだなと思いました。
頭であれこれ考える以上に、やはり心で感じることが大切なんだな~と。
人前で話すことにドキドキし、苦手意識のある方、多いと思います。
そんな緊張の中にも、安子コーチは、「大丈夫」「できる」と勇気をくれます。
私も「自然にそうなるよ」「だから大丈夫」
と言っていただけたことが嬉しく、自信につながりました。あとは、場数を踏んで、経験を増やすことですね。
A・Mさん(女性)
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「参加して、大きな学びにつながったことは二つ」
参加して、大きな学びにつながったことは二つあります。
話すことについて、キチンと正確に理解したことが一番目。もう一つは、グループコーチングの素晴らしさを体感できたことです。話すことは、2つの要素から成り立っているの良く分かりました。
話すには、自分の思っていることや考えていること整理して、相手に伝わる順番で、誰もが知っている内容に置き換えることが必要なこと。内容ももちろんですが、相手に伝わる順番が特に大切であることが理解できました。もう一つは、相手や状況によって、話すことが上手くできたり、できなくなったりすることを理解して、その時の感情や囚われに振り回されないようにすることです。この二つのことを上手に使えないと「相手には、伝わらない」ということを実感できたことが大きな収穫です。
もう一つのグループコーチングの良さとして、参加している他者が話すときに、どのようなところに、引っ掛かり、囚われがあるのか、そして、コーチングによって、その引っ掛かりをどのように上手く対処できるようになるか、ということを観察して学習できるところだと、思いました。他の人の変化を見ていくことで、自分も変化できるだろうと、楽観的に試せるようになってきます。自分の引っ掛かっているところを指摘されても、冷静に受け止めることができたように思います。
最初に行われた、場の安心感、安全度を高めることが重要であることが良く理解できました。
会社員 野崎まこと
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「人前で話す以前に、自分自身としっかり向き合う事も大切なのだなと」M・Iさん
今日は「基本のき」に参加させていただき、ありがとうございました(*^^*)鈴木コーチに学びの機会をいただけたこと、とても感謝しています。また、新しい出会いも嬉しかったです。人前で話す以前に、自分自身としっかり向き合う事も大切なのだなと、改めて感じることができました。自分の思いを素直に表現できるように、これから練習していこうと思います。またの機会に皆さまにお会いできるのを楽しみにしています☆彡
M・Iさん(女性)
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「ふわふわと参加しましたが、私、ばっちり頂きました!」
安子さん、ありがとうございました\(^o^)/話すってどうやるの?と、ふわふわと参加しましたが、私、ばっちり頂きました!
1.素敵な出逢い
2.自分を振り返るチャンス
3.アウトプットの大切さ
4.伝えたいことをしっかり伝えるコツ
とはいえ、1日ですっかり自分の物にはならないので、また次の機会に参加したいと思います!ありがとうございました。
S・Nさん(女性)